yamoryの2018年を宣言いたします。
今年も3月がやってきました。東日本大震災からあっという間に7年が経過しました。この間にも日本・世界では自然災害による被害が後を絶たず、私たちyamoryもどれだけボウサイの前進に貢献できたのかを自問し、自責せざるを得ません。
しかし現実に目を向け、yamoryは一つ一つ「ボウサイをデザインする」という手法でボウサイが当たり前になり、むしろ意識しなくてもボウサイ力が高まっている状態を作り出すことに集中していきたいと思います。
■2018年、私たちはこの2点にに力を入れていきます。
1.ボウサイ教材やプログラム開発を通し、ボウサイ教育の充実に寄与します。
まずは「ボウサイ教育」。大人になる前にいかにボウサイを学ぶか、ということが重要だと考えています。yamoryではこれまで2016年に発売した「いえまですごろく」をはじめ、親子向けのボウサイプログラム「ants action 」や、ボウサイシミュレーションゲーム「KIMARI」を開発してきました。アクティブラーニングが教育現場に導入されようとしている今、学校という現場にいる先生にも優しく、そして子どもたちにも学びになる。そのような教材やプログラム開発に取り組んでいきたいと考えています。
開発予算はあるけれど依頼先がない、という地域・団体・企業のみなさま。ぜひ協働し、子どもたちがボウサイを学べる環境を作って行きましょう。お声かけ、お待ちしております。
2.意識しなくてもボウサイになる。アパレルとの連携でボウサイを日常化していきます。
ボウサイを意識し続けることは非常に難しいことです。災害リスクを学べば学ぶほど、身の回りのものが全てリスクとなり、人によっては非常に恐怖心に苛まれながら毎日を過ごす、ということにもなりかねません。従来の恐怖を煽りボウサイを推進するやり方ではなく、yamoryは「ボウサイを無くす」道を追求していきます。つまり、意識しなくてもボウサイ力が高まる、という仕組み・プロダクトをつくることで自然とボウサイになっている状況を作り出す、ということです。
その1つの取り組みが、先日リリースを出しましたレスキュースクワッド様との事業提携。第一弾の開発が進んでおり、秋にはお披露目できる予定です。ボウサイが欲しいものになる。そんな世の中を目指し邁進してまいります。
■地域やインフラに根付いた仕組みづくりにも尽力します。
その他にも、yamoryでは場当たり的なイベントではなく、地域に根付いていたり、企業の持つインフラを活用できるような「ボウサイが自然と組み込まれている」とうい仕組みづくりにも貢献したいと考えています。
過去には「自分のマチのつなみてんでんこを作ろう」という趣旨のプログラム「DEP」を地域と連携して行い、そこで生まれたプログラムが幼稚園で手遊びとして採用されている、とう事例もあります。また、インフラを基盤としている企業様からのご興味を持っていただき、仕組みを作ることもあります。静岡新聞・静岡放送様が地域の安全・安心をサポートするために立ち上げた「team body」では、yamoryの定期宅配をモデルにした地元企業の食材を宅配するサービスの監修もさせて頂きました。
このように、地域と連携した取り組みや、企業の持つインフラやリソースを活用したサービスの開発など、yamoryらしくプロデュースしながら打ち上げ花火ではない、しっかりと地に足のついた仕組みを作っていきたいと思っています。こちらもぜひお声かけください。
ボウサイを考えること。それは生き方を考えること、家族のことを考えることに他なりません。ぜひyamoryを通じて、また様々なボウサイ団体などを通し、この3月にはボウサイのことを考えてみてください。ぜひ一緒に、ボウサイを日常化していきましょう!
yamory代表 岡本ナオト
2018-03-09 インフォメーション